【2026年4月開催】 実務セミナー
採用した後が肝心! 社員の定着・戦力化を加速させる人事マネジメント
中小企業における採用の悩みのひとつに定着率の低さがあります。せっかく採用した社員が戦力化する前に退職してしまうと、労務コストの大きな損失です。そこで新入社員に会社の理念や風土を理解してもらい、これからも生き生きと働いてもらうためにはどんなアプローチが求められるのか、そのためのマネジメントを考えます。

2026年4月15日(水) 13:30~16:30

講師:根本 真代氏(特定社会保険労務士) 平成19年、社会保険労務士事務所 和(現:社会保険労務士法人和)入所。平成21年、社会保険労務士登録。
社会保険労務士として、採用・労務管理・人材育成・職場定着支援を中心に、企業の“人”に関わる課題解決を行っている。企業支援の現場で培った経験をもとに、数多くの企業の人事制度構築や労務相談に携わり、その実践的なアドバイスには定評がある。
人と組織がともに成長できる環境づくりを支えることを大切にしながら、日々の業務に取り組んでいる。
○はじめに
○エンゲージメントとは
○人事制度の4つの制度
○マネージャーに求められる能力
○まとめ
▲セミナーの様子
中小企業における採用の悩みのひとつに定着率の低さがあります。せっかく採用した社員が戦力化する前に退職してしまうと、労務コストの大きな損失につながります。今回は、特定社会保険労務士の根本真代先生を講師にお招きし、従業員に生き生きと働いてもらうためのマネジメントについて解説していただきました。
人事マネジメントの本質とは、制度や仕組みを通じて人と組織を活かし、成果を上げることです。 人事の主な仕事(制度)としては、採用・育成・処遇評価・定着の4つが挙げられ、このサイクルをつなげて回していくことで、組織としての成果につながります。このサイクルがうまく機能しない場合は、従業員目線でのエンゲージメント、もしくは会社目線でのマネジメント能力、あるいはその両方が欠けている可能性があります。
エンゲージメントとは、従業員の満足度や居心地のよさとは異なり、企業の目指す姿や方向性を理解・共感したうえで、従業員が自ら貢献しようとする意欲のことです。企業理念を自分事として捉え、実践していくプロセスこそが、定着率や顧客満足度の向上につながります。企業理念は従業員一人ひとりの行動や意思決定と結びついて初めて機能するものであるため、企業のビジョンや目的を明確に共有することも欠かせません。
続いて、人事の4つの制度の具体的な運用についても解説されました。特に現場のマネージャーには、具体的かつ客観的な目標設定や、望ましい行動を定着させるためのフィードバックなど、6つのスキルが求められます。上司は会社のNeed(してほしいこと)、部下のCan(できること)、部下のWill(やりたいこと)の3つの重なりを部下とともに探す姿勢が大切です。
最後に、「人は『体験』で辞め、『関係』で残る」という言葉が示され、最終的に人を動かすのは制度そのものではなく、日々の人との関わりであるというメッセージで締めくくられました。
本講義の模様は、DVDまたは
【セミナー動画配信】でご覧ください。
(DVD収録時間:2時間29分00秒)