職場のハラスメント対策100

学習のねらいと講座の特徴

　　 　　

● 線引きが難しいハラスメント。しない、されないために知っておきたい

昨今、セクハラやモラハラ、パワハラといったさまざまなハラスメントは、その概念とともに世間に定着し、とてもシビアな問題として注目されています。しかし、「どこまで、何をすれば」それらに該当するのかについては、はっきりとわからないという人がほとんどではないでしょうか？
「何を不快に思うか」は人それぞれのため、注意や指導なのか理不尽な発言なのか、冗談なのか本気なのかを線引きするのは非常に難く、知らぬ間に加害者にも被害者にもなってしまう可能性があるのです。また、スメハラやマタハラなど、今までハラスメントととらえられなかったようなものも、新しいハラスメントとして問題になることが増えてきています。
本講座では、そんなハラスメント諸問題に対する正しい知識と対策について学びます。 　　 　　

● 個人・職場、両方のレベルからハラスメントを発生させないための知識と行動

ハラスメントが問題とされるケースは、その職場環境や人間関係が大きく影響します。つまり、その言動がハラスメントになるかどうかは、その場の環境や風土、発した人といった属人的な要素が左右するというのは避けられないのです。
一般的なハラスメントの線引きに役立つ知識だけではなく、ハラスメントが引き起こる背景・環境といったメカニズムから解説、職場として普段からどのような行動や対策が必要なのか、そして個人単位で必要な行動や知識といったように、多面的な視点で解説していきます。管理職の方はもちろん、一般社員の方まで広く活用いただける内容です。 　　 　　

● 図解と平易な文章で忙しい方でも素早く学習！

本コースは、図解と平易な文章でわかりやすく、ポイントを絞って学習していきますので、忙しい方でも素早く知識やスキルを身につけることができます。 　　 　　

● 郵便でもＷｅｂでも提出できる

本コースは、通常の郵便での添削とWebでの添削（快速てんさ君）のどちらかを選択することができます。お申し込み時に A. 通常郵便での添削／B. Web添削【快速てんさ君】のどちらかをご指定 願います。
※お申込フォームの備考欄にご入力ください。ご入力がない場合は、郵便添削とさせていただきます。
【快速てんさ君】の詳細はこちら

● 受講特典：『自己発見テスト　Pazz』

IECの通信教育を受講いただいた方には、『自己発見テスト Pazz』のチャレンジ権を無料でお贈りしています。
Pazz（パズ）とは、仕事に大切な24のチカラを見える化する自己発見テストです。 Web上に用意された75の質問に答えることによって、自分が現在、どのような特性があるのかを確認することができます。 15分ほどで終わるので、今後の学習のヒントにするためにも、ぜひPazzにトライしてみてください！

講座カリキュラム

　　 　　 　　 　　 　　 　　

1. 自己診断 あなたの現状を 自己チェック！	■自己診断 あなたのハラスメントに対する知識を自己チェック！ まず、○×式の自己診断問題にトライし、自分の弱点を把握してください。
2. ハラスメントの基礎知識 全10章（50項目）	第１章：知らなかったではすまされない　職場のハラスメント 第２章：ハラスメントが起こる背景と法的責任 第３章：正しく知ろう　パワーハラスメント 第４章：パワーハラスメントにつながる行動 第５章：見抜くのが難しい　モラルハラスメント 第６章：モラルハラスメントにつながる行動 第７章：正しく理解したい　セクシュアルハラスメント 第８章：セクシュアルハラスメントにつながる行動 第９章：女性を追い詰める　ハラスメント 第１０章：多様化するハラスメント
3. ハラスメント防止・ 解決に向けた実践編 全10章（50項目）	第11章：ハラスメントのない職場環境をつくるために 第12章：パワーハラスメントを防ぐ　コミュニケーション能力 第13章：パワーハラスメントが起きてしまったら 第14章：モラルハラスメントを防ぐ　コミュニケーション能力 第15章：モラルハラスメントが起きてしまったら 第16章：セクシュアルハラスメントを防ぐ　コミュニケーション能力 第17章：セクシュアルハラスメントが起きてしまったら 第18章：ハラスメント加害者にならないために 第19章：ハラスメントを生まないメンタルトレーニング（心の健康づくり） 第20章：トラブルになったときの解決手段

学習の流れ

　　 　　 　　 　　 　　 　　

STEP1 自己診断	1カ月目 自分の知識レベルチェック（○×式）
STEP2 テキスト学習	2・3カ月目 診断結果をもとに、知識やスキルを身につけます。（50項目）
STEP3 添削課題	2・3カ月目 テキストの理解度をチェック（５択＆記述）

受講生のみなさんから寄せられた声

• ハラスメントはコミュニケーション不足や、相手を思いやる気持ちが不足していると起きやすくなります。会社、職場での教育や毅然とした態度などの取り組みが重要で、ハラスメントは生産活動を阻害する行為です。各人が嫌な思いをしない、モチベーションが上がる職場作りがとても重要であることを学びました。
• 自分自身の部下への態度を思い返すと、パワハラ、モラハラに当たりそうなことが多々あると感じました。部下がミスを起こした際は、当然にミスを犯した当事者の責任なのですが、同時に管理する自分も叱責を受け、それがストレスとなり部下に強くあたってしまっていました。このテキストにあるように、感情をコントロールし、自他尊重の伝え方を心がけて、部下に接していきたいと思います。