与信判断から債権回収まで　債権管理実務のポイント

セミナー詳細

与信判断から債権回収まで　債権管理実務のポイント

債権の管理・回収は、企業にとって、健全な取引を継続し、安定した資金繰りを維持していくための重要課題のひとつといえます。また長引くコロナ禍においては、業績不振が続く企業も増え、取引において、より一層迅速かつ適切な判断が求められています。そこで本セミナーでは、債権の管理・回収の実務について、取引開始時（平時）や、未払いが生じた場合、取引先が倒産した場合など、状況に応じた対応のポイントを、具体的なトラブル事例なども挙げながら整理して解説していきます。

（2021年10月収録）

講師：植松勉氏（弁護士）

日比谷T&Y法律事務所パートナー弁護士、企業法務・契約実務に精通。
＜役職＞
東京弁護士会法制委員会商事法制部会部会長
東京弁護士会会社法部副部長
平成28～30年司法試験・司法試験予備試験考査委員（商法）
令和2年司法試験予備試験考査委員（商法）
＜著書＞
会社役員 法務・税務の原則と例外（編著）
企業のための契約条項有利変更の手引（編著）
民法（債権法）改正の概要と要件事実（共著）など

https://uematsu-law.com/

チャプター一覧

• はじめに ・本日のプログラム
  （1分2秒）
• 債権管理・回収の基礎知識(1) ・債権管理とは
  ・債権管理の流れ
  （12分15秒）
• 債権管理・回収の基礎知識(2) ・時効についての注意点
  （11分54秒）
• 取引開始時の留意点(1) ・与信管理のプロセスとポイント
  ・与信管理体制の構築と運用
  （7分5秒）
• 取引開始時の留意点(2) ・信用情報の収集
  ・情報の分析
  （18分2秒）
• 取引開始時の留意点(3) ・契約の締結
  ・裁判で使える契約書
  ・契約の主体
  ・契約の客体
  （19分11秒）
• 取引開始時の留意点(4) ・契約の期限
  ・契約の履行場所・方法
  ・契約書の日付
  （10分47秒）
• 取引開始時の留意点(5) ・担保設定、保証についての留意点
  （21分6秒）
• 取引開始時の留意点(6) ・公正証書の活用
  （8分15秒）
• 未払いが生じた場合の対応(1) ・取引を停止・終了させる場合
  ・取引を継続する場合
  （15分8秒）
• 未払いが生じた場合の対応(2) ・債権回収
  ・担保がない場合の債権回収
  ・債権譲渡
  ・相殺による回収
  （11分48秒）
• 未払いが生じた場合の対応(3) ・支払督促
  ・民事調停
  ・訴訟
  ・民事保全
  ・少額訴訟
  （11分46秒）
• 取引先倒産時の対応 ・倒産とは
  ・破産手続きの流れ
  ・破産手続きに拘束されない債権回収
  ・民事再生手続きの流れ
  ・民事再生において他の債権に先立って弁済を受けられるもの
  （10分2秒）
• 最後に ・最後に
  （1分22秒）