• ヘルプ
  • MYページ
  • カート

融資を勝ち取る「決算書」の見せ方・活かし方

【2016年6月開催】 実務セミナー

融資を勝ち取る「決算書」の見せ方・活かし方

マイナス金利の導入や信用保証制度の見直しなどの動きが、企業融資にどう影響してくるか、注目されるところです。とはいえ、銀行融資のカギを握るのが「決算書」であることは今後も変わりません。金融機関が重視する特有のポイントや、融資を受けやすくする方法について、経験豊富な講師が事例を交えてわかりやすく解説します。

開催日時・講師

東京

2016年6月15日(水) 13:30~16:30

安田順氏(中小企業診断士)

講師:安田順氏(中小企業診断士) 住宅金融専門会社、住宅金融債権管理機構(現・整理回収機構)にて、融資業務のほか大口案件の債権回収、企業再生に携わる。その後、経営コンサルタント会社、メガバンク系列のリース会社を経て、2001年に独立。現在、金融・財務に詳しいコンサルタントとして、実質無借金の中小企業から再建まっただ中の会社まで、幅広く経営のサポートに当ると共に、企業の社員研修や商工団体等のセミナー講師としても活躍中。

プログラム

・銀行員は決算書をどう読んでいるか
・決算書について銀行員が本音を語らないのはなぜか
・融資につながる決算数値の説明
・長期借入金と短期借入金の考え方
・銀行交渉でいま特に気をつけるべき点 など

セミナーレポート

▲セミナーの様子

アベノミクスの名のもと異次元の金融緩和を続けてきた日銀が、今年に入ってついにマイナス金利を導入しました。これにより銀行の貸し出し競争が激化し、企業にとって有利な条件で融資を受けやすい環境になったといえるでしょう。

とはいえ、

「決算内容が悪い会社やひとつの銀行としか取引していない会社は、銀行間の競争原理が働かないため、なかなか金利は下がらないでしょう」

そう指摘するのは、今回のセミナーで講師を務めていただいた安田順先生です。
安田先生は以前、住宅金融債権管理機構(現在の整理回収機構)に勤務、母体となる大手銀行から出向してきた上司のもと、残高100億円超の大口案件の債権回収や事業再生に携わった経験をお持ちです。

「金融機関が会社を評価するとき、決算書のどこをどのように見るか?」
「金融機関は、会社のどこを見て融資を決めるのか?」


セミナーでは、銀行マンの決算書の見方を熟知している安田先生だからこそ話せる、「金融機関が評価する数字のポイント」を具体的に解説してくださいました。

「銀行が融資の判断をするときは、会社の業績を評価しているとは限りません。むしろ財産(担保)があり、低収益で、何回も借りてくれる会社は、金融機関にとって “優良顧客”といえます。財務内容が悪い会社は、他の金融機関と競合することもありませんから」(安田先生)

銀行員の「まだまだ貸せます!」という言葉にのせられて無計画に借り入れを繰り返していると、最後には大事な資産をとられる怖さがあるのです。

そうならないためにも、金融機関が自社の決算書の「どこを、どう見て」融資の判断をするかを知っておくことが大切です。

「融資は決算書の評価だけで決まるものではありませんが、銀行と交渉する際、最後にものをいうのは、やはり数字です」(安田先生)

気になるセミナーの模様は、DVDでご覧下さい。

(DVD収録時間:2時間35分44秒)

企業実務サポートクラブとは?詳しくは資料ダウンロード