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経営陣を納得させる 予算編成の進め方

【2016年11月開催】 実務セミナー

経営陣を納得させる 予算編成の進め方

会社にとって「予算」とは、目指すべき姿を数値化した利益目標であり、まさに経営の要といえます。しかし実際のところ、前年度対比で機械的に算出したり、勘や経験に頼ったりと、その管理が形骸化してしまっている会社も少なくありません。そこで、組織全体として納得感のある、実効性ある予算編成の進め方について、事例を交えて解説します。

開催日時・講師

東京

2016年11月22日(火) 13:30~16:30

青山恒夫氏(公認会計士、税理士、ITコーディネータ)

講師:青山恒夫氏(公認会計士、税理士、ITコーディネータ) 中央新光監査法人(元みすず監査法人)を経て独立開業。法定監査(旧証取法監査、旧商法監査、学校法人監査)、株式公開支援、管理会計コンサルティング等に携わる。会計(財務会計、管理会計)、税務のセミナー講師としても活躍中。

プログラム

・予算管理の基本
・予算編成のプロセス
・部門別予算の調整と総合予算作成における留意点
・予算編成における課題
・予算管理の失敗例
・予算実績管理の方法とポイント

セミナーレポート

▲セミナーの様子

「予算」とは、会社の経営戦略を実現するために各部署が達成すべき“定量的な”目標です。
したがって、その数字は、単純に前年対比で出すのではなく、実績予測に基づいた根拠のある数字であることが重要となってきます。

そこで本セミナーでは、公認会計士の青山恒夫先生を講師に招き、根拠のある予算を作るために有用なノウハウについて、固定費・変動費の分解、CVP分析、損益分岐点分析など、管理会計の手法を交えながら解説していただきました。

たとえば、売上高1000万円の会社が、2000万円に売上高を伸ばそうとした場合、必要な利益はいくらになるでしょうか。売上高が2倍になったからといって、利益も2倍、というわけではないことは容易に想像がつくかと思いますが、CVP分析を通じてそれを具体的な数字で算出することが可能となり、予算編成もより戦略的になります。

セミナーでは、このようにCVP分析を使った売上高や利益のシミュレーションはもちろん、販売数やコストなど、あらゆる側面から実績をシミュレーションするための手法を、具体的な数字を用いて、多数ご披露いただきました。

さらに、青山先生は、数字を出して目標を掲げるだけでは「予算管理」とはいえないとおっしゃいます。

あらゆる角度から分析して数字を出すことは当然重要ですが、忘れてはいけないのは、“数字遊び”で終わらないこと。そこから現場の行動を変え、いかにPDCAサイクルを回していけるかがポイントです」(青山先生)

予算作成に社員全員が関わればこそ、それぞれが数字に責任を持つことになり、達成意欲も高まるといいます。

社員にとっても納得感のある予算を作成することで達成を促し、さらに予算と実績との比較を現場へフィードバックすることで経営改善につなげていくというところまでが、「予算管理」の本来の在り方といえそうです。
詳しくはお手元に届くDVDでご覧ください。
 

(DVD収録時間:2時間31分36秒)

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