第1回の会合では次のような視点が提示されています。
考えられる主な論点(案)として、以下の項目が挙げられています。
■主な論点(案)
1 登録型派遣の在り方について 2 製造業派遣の在り方について 3 特定労働者派遣事業の在り方について 4 派遣可能期間の制限の在り方について 5 派遣先の責任の在り方について 6 派遣労働者の処遇について(均等待遇、労働・社会保険の適用促進を含む) 7 派遣労働者のキャリアアップ措置について
このなかで具体的な論点として挙がっているのが、前回の改正の際に附帯決議として明記された、いわゆる専門26業務の見直しです。派遣労働者、派遣元、派遣先それぞれがわかりやすい制度へどのように変えていくのかが検討されます。
また、処遇向上策として注目されるのが、労働保険・社会保険の適用促進です。これらについては法定化を含む抜本強化が検討される模様です。
研究会は有識者や関係者からのヒアリング等を進め、2013年の夏ごろをめどに個別の論点をとりまとめるスケジュールが提示されています。