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採用大氷河時代だからこそ! 人が定着する人事評価制度の作り方

【2019年10月開催】 実務セミナー

採用大氷河時代だからこそ! 人が定着する人事評価制度の作り方

評価制度の見直しは、いまや中小企業でも喫緊の課題です。採用難や高い離職率のなか、現有人員を正しく評価し、育てていく制度を構築するのも大切なことです。適正な評価は社員の安心感にもつながり、ひいては定着率の改善、生産性向上にもつながります。
とはいえ、コンサルタントの手を借りずに、中小企業が独力で制度を構築するのは並大抵の仕事ではありません。そこで、評価制度構築に秀でた講師が、評価制度の作り方をアドバイスします。

開催日時・講師

東京

2019年10月16日(水) 13:30~16:30

卜部幸恵氏(人事コンサルタント)

講師:卜部幸恵氏(人事コンサルタント) 同志社大学在学中、スターバックスでのアルバイトを通じて人事戦略が組織を強くすることを実感し、人事の魅力に目覚める。国内大手メーカーでの人事担当を経て組織デザイン研究所に入所。クライアントの人事課題解決に尽力している。

プログラム

○近年の企業人事を取り巻く外部環境
○評価制度の重要性・必要性
○制度構築の手順
○定量評価のできる部署・できない部署
○よくある質問からみる制度構築のポイント

セミナーレポート

▲セミナーの様子

売り手市場の状況が続く昨今、採用難や離職率の上昇などによる人手不足は多くの企業にとって喫緊の課題であり、今いる社員をいかに活用していくかが企業成長においても大きなカギとなっています。そこで今回のセミナーでは、「人を定着させ、育成する」ための評価制度構築のポイントについて、人事コンサルタントの卜部幸恵先生を講師に迎え、コンサルタントならではの視点から、具体的な方策をレクチャーしていただきました。

卜部先生によれば、評価制度の構築をするうえで要となるのが、「エンゲージメント(従業員の“自発的な”貢献意欲)」という概念だといいます。
優秀な人材の流出に歯止めをかけるための絆づくりの施策として近年日本でも注目を浴びている「エンゲージメント」ですが、離職率や会社の業績と深い相関関係があるため、それを評価制度にうまく組み込むことで、人を定着させることはもちろん、企業を発展に導く「戦略的な人事制度」の実現にもつながるというのです。

セミナーでは、「エンゲージメント」の考え方を評価制度に組み込むためのポイントとして、「企業の方向性に関する理解」「帰属意識」「行動意欲」という3つの要素に整理して、それぞれ具体的に解説していただきました。

また卜部先生は、制度構築後のポイントとして、「どのようなスキルを評価しているのか」を従業員に明示する、“社内周知”の重要性についても強調されました。実際に自社で使用されている人事評価制度をビジュアル化した社員配布用資料『HRマップ』もご紹介くださり、実際に手にとって興味深く読まれている方も多く見受けられました。

さらに後半では、「評価期間や査定期間の設定のしかた」や「目標設定のしかた」、「面談のポイント」、「評価軸の設定のしかた」といった、さらに踏み込んだ細かな手法についても詳しく解説いただき、「すぐに自社で活かしたい」と感じられた方も多かったようです。

評価制度にとどまらず、会社を発展させる人事制度構築のヒントが詰まったセミナーの模様は、お手元のDVDまたは【セミナー動画配信】でご覧ください。

(DVD収録時間:2時間04分27秒)

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