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コロナ禍でかわる 「労働時間管理」に関わる実務のポイント

【2020年10月開催】 実務セミナー

コロナ禍でかわる 「労働時間管理」に関わる実務のポイント

時間外労働の上限規制や割増賃金率の引き上げなど、働き方改革によって、従業員の労働時間管理はより一層重要性を増しており、労務担当者には、法律やガイドラインに則った適切な対応が求められています。一方で、コロナ禍によりテレワークや時差出勤など新たな勤務体系が緊急に導入され、労働時間管理に不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
本セミナーでは、「労働時間管理」の実務に必要な法律知識を解説するとともに、テレワークや時差出勤など柔軟な労働時間制度を運用する上でのポイントや留意点について確認し、これからの労働時間管理に対応していくための知識とノウハウを身につけていただきます。

開催日時・講師

東京

2020年10月15日(木) 13:30~16:30

澤井清治氏(特定社会保険労務士)

講師:澤井清治氏(特定社会保険労務士) 澤井国際事務所代表、一般社団法人人事総務スキルアップ検定協会代表理事。特定社会保険労務士。企業の労務顧問、給与計算、評価者訓練、賃金制度の構築などを中心に社労士業務を展開している。
講師歴16年、LEC東京リーガルマインド専任講師として、社労士受験対策講座の通学講座及び通信クラスの収録講義を担当し、ブログSAWASENは10年以上、社労士受験生を励まし続けている。
著書「社労士1冊目の教科書」、「澤井清治の給与計算マニュアル」

プログラム

○労働時間管理に必要な知識
 ・「労働時間」の考え方
 ・関連する法律知識(労基法・労働安全衛生法・労災保険法等)
 ・働き方改革関連法による改正点の確認
 ・賃金請求権の消滅時効の延長
○柔軟な労働時間制度における管理のポイント
 ・テレワークにおける労働時間管理
 ・時差出勤における労働時間管理
 ・運用上の留意点
 ・その他導入を検討したい制度

セミナーレポート

▲セミナーの様子

働き方改革により労働時間管理の重要性が増すなか、新型コロナウイルスへの対応として、緊急にテレワークなどの新しい働き方を導入したことで、実務対応に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回のセミナーでは、特定社会保険労務士の澤井清治先生を講師にお招きして、これからの時代に即した適切な労働時間管理について、具体的に解説していただきました。

澤井先生は、今回のセミナーの最大の目的を、テレワークなどの新しい働き方をどのような労働時間制度によって運用し、それによりどのような問題や課題が生じるのかを把握することであると位置づけられました。

セミナー前半ではまずその前提として、「36協定」の締結や時間外労働の上限規制など、労働時間管理に関わる基礎知識や最新情報について解説いただきました。 それを押さえたうえで、テレワークの運用において導入を検討したい様々な労働時間制度については、事例を交えながら詳細にご紹介いただきました。特に、働き方改革により改正のあった「フレックスタイム制度」については、実際に運用されている方や導入を検討されている方も多いのか、熱心に耳を傾けられている姿も多く見受けられました。

そしてセミナー後半では、これらの解説を踏まえたうえで、テレワークにおける労務管理について、掘り下げて解説いただきました。いわゆる「中抜け時間」の管理や、長時間労働の防止など、具体的に想定される様々な運用上の問題を挙げて対処法や規定例を提案いただき、参考になったと感じられた方も多かったようです。
最後には、テレワークにより発生する問題について参加者の皆さまに考えていただく時間も設けられ、発見や気づきの多い講義となりました。

判例や事例も豊富に盛り込まれたセミナーの模様は、お手元のDVDまたは【セミナー動画配信】でご覧ください。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大幅に定員を絞って開催いたしました。

(DVD収録時間:2時間20分23秒)

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