【2025年5月開催】 実務セミナー
ミスなく進める! 算定基礎届の実務
毎年7月に行なわれる「定時決定」。被保険者の標準報酬月額を見直す、年に一度の重要な手続きです。ミスなく手続きを行なうために、初心者の方はもちろん、ベテランの方も今一度ポイントを確認しておきましょう。
本セミナーでは、算定基礎届に関する基礎知識や手続きの流れ、万が一ミスが発覚した際の対応方法など、近年の改正事項をふまえながら包括的に解説します。

2025年5月19日(月) 13:30~16:30

講師:加藤有里氏(社会保険労務士・医療労務コンサルタント) 社会保険労務士法人和 大阪本社 第三人事コンサルティンググループリーダー
2015年1月に社会保険労務士法人和に入社。企業の労務問題に対して多数のアドバイスを行う。また、労務管理や社会保険手続きの支援により、手続きや給与に関する実務経験を有す。これをもとに、企業担当者向けの社会保険手続きや労務管理に関するDVDで講師を務める。
その他医療支援業務として、開業支援から開業後のサポート業務を行っており、今後は事業承継士の資格も活かし、M&Aや事業承継にも取組んでいく。
○「社会保険」に関する基礎知識
○算定基礎届の作成
○算定基礎届の実務上の留意点
○その他
▲セミナーの様子
毎年7月に行なわれる「定時決定」。被保険者の標準報酬月額を見直す、年に一度の重要な手続きです。
今回は、社会保険労務士の加藤有里先生を講師にお招きし、算定基礎届の実務を体系的に解説していただきました。
社会保険は、従業員一人一人に決定する標準報酬月額に基づいて月々の保険料を算出します。標準報酬月額の対象となる報酬には、給料、手当などの名称を問わず、労働者が労働の対価として受けるすべてのものを含みます。通勤定期券や食事、住宅など現物で支給されるものも含むため注意が必要です。
算定基礎届を提出する際、特に短時間就労者や特定適用事業所に勤務する短時間労働者がいる場合は、支払基礎日数などの条件を適切に判断することが求められます。また、給与遡及払いがあった場合の調整方法や、70歳以上の被用者に関する記入事項も重要です。
講義では、基本的な実務の流れに加えて、病欠によって算定が困難な場合や、途中入社、賞与が年4回支給された場合など、多くのケーススタディを通してポイントを解説していただきました。レジュメの最後には提出前と提出後のチェックポイントも入れていただき、実務に活かせる有意義なセミナーとなりました。
本講義の模様は、DVDまたは
【セミナー動画配信】でご覧ください。
※DVD・動画のご購入につきましては、6月下旬頃の発売予定となります。
(DVD収録時間:2時間3分13秒)