【2025年6月開催】 実務セミナー
近年の傾向を踏まえて徹底解説! 税務調査への備え方
「税務調査」は適正な税務申告が行なわれているかを確認するためのものですが、いつ実施され、どのような点がチェックされるのか、不安に感じる担当者も多いでしょう。いざという時に備え、事前に調査のポイントを把握しておくことも重要です。
本セミナーでは、近年の税務調査の動向、実際の事例などをふまえて解説いただきます。

2025年6月10日(火) 13:30~16:30

講師:岡野正治氏(税理士) 平成4年に、大阪と東京に拠点を持つ顧問先数900社の税理士・社会保険労務士の合同事務所「なごみグループ」を創業。医業経営コンサルタント協会会員、TKC全国会資産対策研究会・海外展開支援研究会メンバー、日本M&Aセンター理事会員。グループ内には税理士法人 和、社会保険労務士法人 和、株式会社 和(コンサルティング会社)があり、事業・財産承継を中心とした資産税コンサルティングと医師会の顧問や医療機関へのアドバイス等の医業経営コンサルティングに強みを持ったサービスを提供している。
また、金融機関や各ハウスメーカーのセミナー講師としても数多くの実績をもつ。
○税務調査の流れと近年の傾向
○調査官の視点
○事前準備と対応策
○事例に学ぶケーススタディ
▲セミナーの様子
「税務調査」は適正な税務申告が行なわれているかを確認するためのものですが、いつ実施され、どのような点がチェックされるのか、不安に感じる担当者も多いでしょう。いざという時に備え、事前に調査のポイントを把握しておくことも重要です。
今回は、税理士の岡野正治先生を講師にお招きし、近年の税務調査の動向や実際の調査事例を踏まえて解説していただきました。
近年、調査件数は増加傾向にあり、調査の手続きや対応はより厳格化されています。調査では提出資料だけでなく、データの保管状況なども確認される場合があるため、パソコンのディスプレイや机周りの整理なども事前に行なうとよいでしょう。調査官からの質問には正確に答える必要がありますが、説明や会話は必要最低限にとどめることがポイントです。
また、開始から約2年が経過したインボイス制度の現状についても解説いただきました。これまでも軽微な記載不備を目的とした調査は実施されておらず、仮に調査等の過程でインボイスの記載不備などが確認されても、他の書類等で確認(相互に関連が明確な複数の書類を合わせて一つのインボイスとすることが可能)や修正インボイスの交付等で対応できます。まずは制度の定着を図ることが重要であり、柔軟な対応が求められるとのこと。
その他、ケーススタディやFAQへの回答を通じてポイントを把握することができ、有意義なセミナーとなりました。
本講義の模様は、DVDまたは
【セミナー動画配信】でご覧ください。
(DVD収録時間:2時間40分08秒)