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情報漏えいのリスクと対策を解説! 個人情報保護と情報セキュリティ

【2025年7月開催】 実務セミナー

情報漏えいのリスクと対策を解説! 個人情報保護と情報セキュリティ

近年、サイバー攻撃などによる情報漏えいが相次いでいますが、誤送付や紛失などといった人為的なミスが多いのも事実です。社員によるSNS利用なども新たなリスクとなり得るため、情報管理体制の見直しは最重要課題ともいえるでしょう。
本セミナーでは、近年の法改正をふまえて情報セキュリティの基本を学ぶとともに、情報漏えいによるリスクを最小限に抑えるための対策について、判例も交えながら解説していきます。さらに、コロナ禍で急増したテレワークにおける情報管理体制や、マイナンバーの取扱いなどについても解説します。

開催日時・講師

東京

2025年7月15日(火) 13:30~16:30

植松勉氏(弁護士)

講師:植松勉(弁護士) 日比谷T&Y法律事務所パートナー弁護士、企業法務・契約実務に精通。
<役職歴>
東京弁護士会法制委員会商事法部会部会長
東京弁護士会会社法部副部長
司法試験・司法試験予備試験考査委員(商法)
<著書>
会社役員 法務・税務の原則と例外(編著)
企業のための契約条項有利変更の手引(編著)
民法(債権法)改正の概要と要件事実(共著)など

https://uematsu-law.com/

プログラム

○情報セキュリティの基本
○近年の不競法・個人情報保護法の改正ポイント
○情報漏えいを防ぐには
○情報が漏えいしてしまったら
○情報のコンタミネーション
○テレワークにおける情報管理
○マイナンバーの取扱いにおける留意点

セミナーレポート

▲セミナーの様子

情報システムやインターネットの利用が不可欠である昨今、その利便性の一方で、営業秘密の漏えいによる不利益や、顧客情報の漏えいによる企業や組織のブランドイメージの失墜など様々なリスクもはらんでいます。自社の情報漏えいを防ぐだけでなく、意図せず他社の秘密情報を取得していないかなど、情報管理体制の見直しは最重要課題ともいえるでしょう。今回は、企業法務・契約実務に精通されている弁護士の植松勉先生を講師にお招きし、企業における情報管理のポイントを解説していただきました。

情報が漏えいしてしまう最も多いルートは、実はサイバー攻撃等ではなく、中途退職者による漏えいや現職従業員の誤操作・誤認等の人為的な要因です。漏えいを防止するためには、秘密情報へのアクセス制限や、データの持出し・複製の困難化などに加えて、「秘密情報であると知らなかった」という事態を招かないために、秘密情報に対する認識向上が重要とのこと。事前の予防措置にもかかわらず秘密情報が漏えいした場合は、特に初動対応を早急に行なうことがポイントです。漏えいした情報の真贋、重要性、二次被害を及ぼすものかの確認に加えて、不正アクセスの場合はネットワークの遮断など被害拡大防止のための措置をとりましょう。また、調査結果の報告・公表では、隠蔽だと思われないように十分注意が必要です。

講義では実際の判例を交えながら分かりやすく解説していただき、情報セキュリティの基本から学ぶことができる有意義なセミナーとなりました。

本講義の模様は、DVDまたは【セミナー動画配信】でご覧ください。

(DVD収録時間:2時間40分54秒)

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